森岡利行監督日誌

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“STRAYDOG”

オフィス内ミーティング。
わかっていないこと、これからすべきこと、各々の責任を明確にする作業。
振り返ると、真面目に、人を裏切らずやってきたから、
組織を10年以上続けられたンだとつくづく考えさせられるミーティングだった。
(個人的に思い込みや独り善がりで迷惑をかけてしまった人はいるが……ごめんね……この償いはいずれさせてもらいます)
反省する者、将来の展望を考える者、それぞれが前進するのみ!

その後、三期生の卒業公演稽古に行き、
事務所に帰ってドラマデザイン社・山本和夫プロデューサー(最新作は香里奈主演のTBS連ドラ『だいすき!!』)からの指示をふまえてビデオ映画の構成案を直し、メールで送り、今回も音楽を担当してもらうことになるかもしれないミュージシャン&俳優の奥野敦士さん(私の作品で言うと映画『ブルース・ハープ』『問題のない私たち』『子猫の涙』)に電話連絡。
なんと世田谷から群馬に引っ越したそうだ。
次回作の劇場用映画のシナリオをシナハン及び美術打ち合わせをふまえての改稿。
どんどん見えてくる……あとはキャスティング、俳優の芝居だ。

ドラマデザイン社代表・山本和夫プロデューサーのプロフィール】

1955年 京都生まれ
1979年 慶応義塾大学 文学部卒業
1979年 読売テレビ放送株式会社 入社

《主なプロデュースドラマ》
(※読売テレビ在籍中)
1992年  「悪女(わる)」 石田ひかり 主演
     「綺麗になりたい」 中江有里 主演
1993年  「お茶の間」 渡辺満里奈 主演
1995年  「禁じられた遊び」 常盤貴子 主演
1996年  「オンリーユー愛されて」 鈴木京香 主演
1997年  「ストーカー逃げ切れぬ愛」 渡部篤朗 主演
     「心療内科医・涼子」 室井滋 主演
     (民放祭優秀賞受賞)
1998年  「冷たい月」 中森明菜 主演
1999年  「奇跡の人」 山崎まさよし 主演

by straydog2007 | 2008-03-31 00:00

映画の打ち合わせ

朝、車中で肉まんを頬張り打ち合わせに向かう。
昼、美術監督を交え、美術打ち合わせ。
他に坊主頭にヒゲの助監督、セカンド、制作、そして私が揃い、
なんかヤクザの集まりか、宗教団体のような趣に……
それを見た女性プロデューサーが、
「なんかチーム禿げ坊主みたい」
と歯に衣を着せぬ物言いで一刀両断し、笑っていた。
頭は皆、マイバリカンを持っていて、便所で刈るらしい。
制作チーフはガイドなしで刈るのでたまに血塗れになるそうだ。
チーフは躰はでかいし、顔はごついし、クルマには派手なサングラスが積んであり、
普段はジャージなので、ヤクザにしか見えない風貌だ。
ロケハンの写真に彼が写っていたのを子供に見せたら、
「これ、パパ?」
と言っていたので、私もそんな風に見えているとしたら、相当恐いだろう。
そう言えば、TBSの『ガチンコ アイドル学院』に学院長として出演した際、
TBSのロビーのガラスに、サングラスにスーツ姿の自分の姿が映った時、
自分で自分が恐かった(笑)。
たまに自宅の留守番電話で、怒鳴っている自分の留守録を訊いてビックリする時もある。
稽古中にこんな感じで怒られたら嫌だなぁ。

私は(シナハン)一泊だけだったが、
助監督と制作チーフは週末まで居残り四国を堪能したそうだ。
助監督から訊いた話では、松山から道後温泉まではクルマで20分でそんなに遠くないそうだ。
メインロケハンの時は、是非、私も堪能させてほしい!
その後、色々、話し合い、美術周辺の意思確認をし、
プロデューサと脚本直しの打ち合わせに入ったのが夕方で、終わったのが22時30分だった。
ふと気がつくと、夕食を食べるのを忘れていた。
それくらい夢中で話し合っていたのだ。

っていうか、誰か気づけよ!
by straydog2007 | 2008-03-30 00:00

懐かしき再会

初めての舞台台本『暗闇のレクイエム』の舞台美術をしていた女の子に会う。
当時、女の子だったのが何年か経って3×歳になっていた。
私からしてみれば当時と変わらず女の子というイメージなのだが……
当時からフラメンコをやっていて単独ライブも定期的にしているという。
前回何年かぶりに再演した『暗レク』観に来てくれた時にその話を訊き、
次回公演で本格的なフラメンコを振り付けてもらおうと思い、再会にこぎつけた。
前回女の子がフラメンコをやっていたというので踊らせたら、糸の切れたタコみたいにぐるぐる回って、足踏みすると“ひょうきん族”のアダモちゃんに見えてしまった(笑)。

四国から帰ってきてから事務所内で色々なことがあったが、映画『子猫の涙』も観ていてくれたらしく、
「私にとって、あの“STRAYDOG”での日々は今でも特別な地点で、ずっと温めていました。そんな思いもあって映画では、最初から最後まで泣きっぱなしでした……本当に感動しました!」
と言ってくれたのが嬉しかったし、元気づけられた。

ありがとう! Aちゃん!
by straydog2007 | 2008-03-28 00:00

ボクササイズ!

『アトム』の公演中の飲み会で観に来ていた『路地猫』組の増本庄一郎と『アトム』の二階堂智に「あれはボクササイズじゃない! ボクシングのトレーニングだ! 我々はボクサーしに来たンじゃない!」と絡まれた久々のボ・ク・サ・サ・イ・ズ。

なんと、格技室に『アトム』組、ホリプロの松永おじさんが来ているではないか!?
こいつはきっとMだ。


一回り以上違う若い連中と一緒に汗を流している。

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私の映画や公演に出演した俳優の中で、「またボクササイズやらせて下さい!」と言って本当に来た、他のプロダクションの俳優は松永が初めてだ。
(これを読んで、来ようと思った俳優はいつでも来い。しごいてやるから……って俺はSか)

終了後、駅前の居酒屋で飲み会。



このビールが旨い!


ビールを旨く飲むため、ただその為だけにやってるようなトレーニングだ。


減った汗も体重も、全て取り戻せる……って意味ないンだけどね(笑)。
by straydog2007 | 2008-03-27 00:00

四国!

間髪入れずに羽田から飛行機で松山空港へ到着し、クルマで愛媛県にロケハン。
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ここは『東京ラブストーリー』でも使ったことがある場所らしい。
by straydog2007 | 2008-03-24 00:00

アトム千秋楽!

『心は孤独なアトム』が無事終了した。

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初めてタップダンスに挑戦した二階堂智。初の通し稽古では糸の切れたタコみたいにあっちこっちフラフラと踊り、せっかく自分で築いたお芝居をぶち壊したが、本番では見事に踊りきった。二階堂に担がれているのは、『アニー』でタップは経験済みだが、芝居で苦しみ、苦しんだ分だけ確実に成長した内田莉紗。

短い稽古期間だったが、出演者全員、一丸となっていい芝居を作ろうと頑張った。

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奈良から上京し、初めての舞台で長台詞と激しい殺陣をやりきった中村優。

厳しいことも多々言ったが、悔しさをエネルギーに変え、誰一人、逃げることもなくやりきった。

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5歳の息子が観に来て、自分の芝居に感動してくれたと喜んでいた松永博史。そう言われるとこっちも嬉しい。

最近は厳しさに逃げる奴も多い。怒られることに慣れていない。
すぐ自己弁護し、他人の所為にしたり、
言われるとすぐ、へこみ、ここじゃない場所へとすぐに逃げ出す奴のなんと多いことか。

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京都から上京し、女優を目指す若干16歳の田井中蘭。陽子の役を演じたが、なんなくやりこなした天才的な女の子。いや、見えないところで努力しているのだろうが……。

今回は未成年も多かったがみんな根性があった。

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笑い、泣き、怒り、優しさ……一つの台詞で全部表現しろと無理難題を押しつけた殺人犯役を見事演じきったいとうあいこ。逃亡犯の役なので、自らを孤独にし、劇場の片隅でぶつぶつ台詞の練習をしている姿が印象的だった。


これを糧に、また頑張ってほしいと思う。

俺も頑張るから。

明日は四国に映画のロケハンだ。
by straydog2007 | 2008-03-23 00:00

打ち合わせ!

朝から信濃町で脚本打ち合わせ!
その後、桂林という中華料理店で昼食。すっげぇ豪華! 
もうお酒を飲んで終わりたくなってしまうが、稽古場へ向かう。

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いつも明るいsumika。彼女の笑顔に癒されている人も多い。

通し稽古の後、またまた赤坂見附で打ち合わせ!
終了後、赤坂見附で食事! これまた豪華!
自分よりぜんぜん若くても、話を理解してくれる人や、
共感してくれる人と飲むのは楽しい。

善友は助け合って成長し、悪友は誘い合って堕落する。(孔子の言葉)


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「家政婦は見ていたぁ!?」と叫ぶ二階堂と梅原。梅原は内田の代役をやっていた。
by straydog2007 | 2008-03-15 00:00

通し稽古の感想が

プロモーションの秋葉社長から送られてきた。

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『~アトム』公演始まって以来、初のリアルトシオ年齢の二階堂智!

・トシオ(二階堂智)とマリ(いとうあいこ)が◎ 
 エンディング間際は泣きそうになる。
 アプルでは必涙だと思う! 
 チカラのある脚本にチカラのある演者が入ると、
 こうも違うか?? というほどだ!
 特に、いとうサンにはビックリ!? 
 声を張り舞台芝居なんだけど、リアリティがある…。

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顔は小さいが声は大きい、いとうあいこ。にしても小さい! バランスが良すぎる。私の顔の3分の1くらいか……って私が大きすぎるのか!(森岡) 


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・サワイ(松永博史)……全てがオッサンで(笑)
 イイ声が劇場でちゃんと響いてほしい!

・先生(中村優) 芝居は付けられた通りだと思われるが、
 変なクセもないし……声がすごく通る! 

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・妹(田井中蘭)……ぇ!? この子は出来るかも!?
 ちゃんとリアクション取ってるし、初舞台とは思えない!
  
今日観ただけでの感想で、全く失礼な感じかと思われますが
……個人的感想でした(秋葉)。  

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by straydog2007 | 2008-03-14 00:00

打ち合わせと試写会

f0149081_1501292.jpg朝、事務所附近の喫茶店で前からお世話になっているドラマデザイン社のプロデューサー・山本和夫さんと企画打ち合わせ。
山本さんはドラマデザイン社を立ち上げる前はよみうりテレビのチーフプロデューサーで、正確には山崎まさよし主演『奇跡の人』からのおつきあいだ。私が初めて、テレビの連続ドラマ(中森明菜主演『ボーダー』を書かせて貰ったのも山本さんだった。
最近では連ドラの『だいすき』という作品を手掛けていたそうだ。
『ボーダー』の時なんかは私が劇団の大阪公演をしているとき、会場まで押し掛けてきて、脚本打ち合わせをし、やっと書けたなと思ったら、クランクイン数日前の監督を交えての打ち合わせの席で、「やっぱ、殺し方がいまいちなので、全部変えましょう」と言ってアイディアを話すだけ話すと「(脚本)3日で直して下さい」と言ってのけたのだ。この時、私も山本さんのアイディアが面白かったので、乗れたのだが、監督や他のプロデューサーは鳩が豆鉄砲食らった顔をしていたのが忘れられない。結果、初回の視聴率は裏の『スマスマ』よりも良かった。だから私のドラマシナリオの師匠と言っても過言ではない。


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前回やった『夾竹桃の夏』(ビデオ販売)という人間ドラマも評価が高かった。
その山本さんとまた新しい企画を練れるので、どんなドラマが出来上がるか今から楽しみだ。









その後、公演の稽古に向かう。
みんなだんだんボルテージが上がってきている。中原と酒井健太郎に関してはもう職人芸だ。稽古の段階で、本番と同じスタンスで稽古に臨んでくるのが嬉しいし頼もしい。役者はこうでなければ。二人は手を抜かない。全てにおいて全力投球だ。海水パンツ一丁で稽古場にいることもいとわない。
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稽古終了後、ある映画会社の試写会へ。
監督が初めて35ミリフィルムではなくHDで撮ったというので、
次回作のプロデューサーと一緒に観させて貰った。
前回(『子猫の涙』、私は35で撮らせて貰ったので、フィルムの良さを堪能した。前々回『問題のない私たち』はHDだったのでフィルムとそんなに違いがあるんかいな、とよくわからなかったのだが、散々35フィルムでの映画を観ていると違いは歴然としてくるようだ。
これも35で撮っておけば良かったのになぁ……というのが率直な感想だった(映画の感想はネタバレになるので控える)。まぁ街中での撮影の機動を考えればわからんでもないが……。
by straydog2007 | 2008-03-11 00:00

風邪を

ひいたことを認めたくなく、躰の節々が痛いのはボクササイズを怠っていたせいだと躰に言い聞かせ、マッサージなんぞに行ってみたが、寒気がするのでやはり風邪だった。
きっと松永やsumikaたちと稽古が終わって(終わったのは18時)アホみたいに飲んだからだろう。
今日は稽古が休みなのでラッキーだ。

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私は元々、人とお話するのは好きだけど酒は強くないのだ。
最近はウコンの力なるものが発売されて、翌日沈没せずにすんでいるが、
去年の忘年会では家に帰ってから蒲団で寝ゲロしてしまったのだ。
家の中はお祭り騒ぎだ。
生まれて初めての寝ゲロはなかなか気持ちが良かったが……そうそう、吐いてしまえば、
酒は残らずすっきり爽快なのだ。
にもましてあいつら(松永&sumika)は尋常じゃない酒飲みだ。

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ウワバミと言っても過言ではない。なんかわけのわからん、訊いたこともない、地方の焼酎を飲んでいたと思う。しかもストレートで。
同じペースで飲まされるもんだから、最後の方は誰と喋っていて、誰が参加しているのか、
わからなかった。勘定はどうしたんだろう? まぁ自分の財布の中にお金が入っていなかったから、なんとかなったンだろう。

翌日、おこちゃま(未成年者)たちが、「私たちも行きたかったで~す!」なんて言いにきたが、
おまえら、高校生だろが! めっ! そーゆーことに私はやたら厳しいのだ。 

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とは言うものの、私は中学2年生の時、正月に知り合いの家で冷やの升酒を塩をまぶして飲み、それがすごく旨くて調子こいてたら、翌日、ゲロッパ! になって、吐きすぎて胃の中に吐くモノがなくなり、胃液を出した。それ以来日本酒は受け付けない躰になってしまったのだから、良かったとでも言うべきか……。
私の父はアル中で糖尿になって、最後は心筋梗塞で死んでしまったからね。

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なんか芝居やってる奴らって、酒好きな奴が多い。
同じ所属事務所の××は中野の居酒屋××でワインを飲み過ぎ小便を漏らし、その後、脱糞した。そして、みんなで店員にばれないように××を外に出し、ちょうど雨が降っていたので雨に打たせて汚物を流し、タクシーに放り込んで逃げたり、女優の××もバラエティの打ち上げでワインを飲み過ぎて赤坂のじゃんがらぁめんの全部入りを食べている最中にトイレで泥酔して倒れ、全部入りを全部吐き、マネージャーと一緒にクルマで自宅へ送り、帰ろうとしたら、家の中から「このバカ娘ぇえええええ!」とお父さんのすごい怒鳴り声が聞こえてきた。おまけにこいつは私の黒いコートを間違えて着て帰ったので、私は女性モノの黒いコートを着て帰る羽目になったのだ。それ以来、私の中ではワインは悪魔の酒と記されていて、私は飲まないし、飲めない。

酒好きな役者のみなさん、人に迷惑はかけないように(笑)。

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(注)写真と文章は何の関係もありません。
by straydog2007 | 2008-03-09 00:00



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